シニア・サラリーマンの寅リスです。
最近、Jリーガーの古田寛幸(ふるたひろゆき)氏が、引退後に立ち上げたオンラインサロンが、いろいろ物議をかもしているようです。
この頃「オンラインサロン」という言葉をよく聞くようになったと思いますが、これはWebやSNS上で展開される会員制コミュニティーの総称で、2012年頃から登場しました。
こうしたオンラインサロンは「うさんくさい」「あやしい」といったイメージを抱いている人も多いみたいですね。
今回は、古田氏のオンラインサロンを取り上げて、オンラインサロンがどんなものかを見ていこうと思います。
サロン主催者の古田寛幸氏は元Jリーガー
古田寛幸氏は北海道札幌市出身の1991年5月23日生まれです。
中学から、地元のコンサドーレ札幌ユースU-15に入団。
2005年にJFAエリートプログラムの強化メンバー、U-14日本選抜チームに選出され、翌2006年にはU-15日本代表として活躍されました。
その後U-18、U-19と活躍し、2010年にはコンサドーレ札幌とプロ契約を結び、2012年よりコンサドーレ札幌がJ1に昇格する原動力として活躍。
その後、カマタマーレ讃岐、ツエーゲン金沢を経て2017年ブラウブリッツ秋田に移籍、2019年をもって現役を引退されました。
引退理由については12月10日22時からFacebookで自身が配信したようですが、検索したのですが、その内容を知ることができる記事を見つけることができませんでした。
オンラインサロンについて調べた
古田氏のオンラインサロンについて調べる前に、オンラインサロンとはどんなものであるかを正確につかむことにしました。
主催者の目的を知ることが大切
オンラインサロンとは一言で言うと、月額会員制のオンラインコミュニティのことです。
コミュニティーの活動する場は、Facebookの非公開グループやSNSが用意されている場合が多く、主催者が投稿する限定のコンテンツを閲覧出来たり、会員限定のオフ会に出席出来たりする場合もあります。
会員になるメリットは「主催者の生の意見が聞ける」「会員同士の交流」「人脈づくり」あたりです。
というのも、サロンによってその方向性が多様化しているから、一概には言えないのですね。
中には自己啓発、勉強のためにサロンに入会する人もいるのです。
有名人のサロンであれば、普段中々その人の近くで聞けないようなノウハウや考え方をより近い位置から聞くことが出来るようになるし、さらにオフ会のような場で実際に会うこともできる場合があるので、人気があります。
実際サロンのことを「会員制の有料ファンクラブ」なんて言ってしまえば分かりやすいといった説明をされているサイトもあるくらいです。
本来「オンラインサロン」という名前からすると、Web等の環境から主催者の発信するコンテンツを閲覧することがメインなのでしょうが、オフ会のような形で有名人に会えるという部分もメリットになっているので、ファンクラブと言っても間違いではない側面があるのです。
いずれにしてもオンラインサロンは、主催者がどういう意図で運営しているのかということが、重要ポイントとなるわけですね。
もう一つのメリットは、会費を払った人どうしが交流する場なので「荒らし」と言われている、迷惑行為や妨害行為を受けにくいという利点があることがいえるようです。
その道の専門家が主催者となる場合がほとんど
オンラインサロンは主催者の運営方針、運営意図が重要と話しましたが、どんな人が運営しているのでしょうか。
やはり芸能人や名の通った人のサロンが有名で、ビジネス、政治経済、ファッションなど様々な専門領域を持つ人が主催しています。
そんな中でも、ホリエモンこと堀江隆文氏のHIU(堀江隆文イノベーション大学校)は特に有名らしいです。
大手のDMMは主催者を募って、無料でオンラインサロンを運営できるような、ツールを用意しているので、最近は素人でも運営する人がいるみたいですね。
古田寛幸氏がオンラインサロンを主催する理由を探した
目的や目指していることが見えてこない
それでは、オンラインサロンとはどんなものか分かったので、古田氏のオンラインサロンをみてみましょう。
このオンラインサロンは「古田寛幸サポーターカレッジ」という名前で、内容は次のように説明されています。
古田寛幸サポーターカレッジは、サッカー界を最大限発展させるため、様々なコンテンツ作成やプロジェクトに実際に参加したり、ただ眺めていたり、制作過程を唯一覗き見ることができる会員制のコミュニティーです。
このように説明されているのですが、何となくJリーグサポーターの延長線のような、またはサッカーのボランティア募集みたいな感じで、今一つ趣旨が分かりません。
入会した場合の特典は
①現役選手とのライブ対談に参加
②コンテンツを共同制作
③プロジェクトの戦略ミーティング
④イベント・懇親会の参加
となっているのですが、中にはこれがどうして特典?というようなものもあり、もう一つはっきりした情報がありません。
②③などは、何のコンテンツを作るのか、何のプロジェクトなのか全くもって分かりません。
会費は月1,000円と、この手の会にはお手頃価格なのかもしれませんが、年間にすると12,000円になるので、参加者もそれなりに得るものが何かはつかんでから入会したいものです。
でもまあ、古田氏はファンだけが集まって来れば良いと思っているかもしれないし、ファンであればそのくらいの費用は気にならないだろうし、そうであれば、こんな心配は無駄になりますが。
主催の目的が分からないのは問題
趣旨が良く分からないオンラインサロンだと思っていたのですが、古田氏のブログには、恐らくオンラインサロンで実施が予定されたセミナーについて「北海道コンサドーレ札幌にかかわる皆様へ」というタイトルで、気になるコメントが掲載されていました。
僕が当初ご案内していた「セミナー」ですが、多くの方たちに違和感、不信感を抱かせてしまい大変申し訳ございませんでした。僕のご案内の仕方が下手くそでした。くれぐれも信じて頂きたいのは、何かを売り付けるとか、商品を買わせるとか、自己啓発セミナーとか、そのようなものではなく、僕が今回立ち上げたオンラインサロンを皆様にお知らせしたかったのと、お久しぶりに皆様とお会いし、引退までの経緯、そして今までお世話になったご挨拶をする場を設けたいという思いからのご案内でした。僕とお会いするのを楽しみにしていた方もいた中、今回このような波乱を生むような表現をしてしまい、本当に申し訳ございません。
このように、商品を売りつけるとか、高額のセミナーへ勧誘されるとか、そんな不信感を与えたようですね。
ファンであってもやっぱり、目的、目標や、もっと簡単に「何がしたい」かについて分からないところが多ければ、不信感を持つのはあたり前ですよね。
この曖昧さが原因で、問題が発生したことは明白です。
それに、私のようにサッカーファンでなくてもこのようなやり方では、彼の古巣のコンサドーレ札幌ともめないだろうか?と、心配になってしまいます。
入会前にメリットを良く確認
オンラインサロンのような「会員制ビジネス」は一度構築してしまえば、安定的に収益を生み出すことができ、お客さんをファン化することで口コミが起こしやすいなどのメリットがあるようでこれが運営者側のメリットとなります。
一方参加者のメリットは、そこから学ぶ内容、これに尽きるわけです。
オンラインサロンから新たに意義のあるビジネスが生まれたり、生涯の友人と呼べるような人間関係ができたりしていることもあるようですね。
サロンに入会するときは、良くサロンの実態を調べて、より自分の生活やニーズに合ったものを選ぶようにすることを忘れないようにしないといけませんね。
要するに「サロンの目指しているところと自分が求めるところが合っているか」これがとても重要になってくるということです。
ある人のファンであったので入会したら、気が付いたらその人の秘書代わりにボランティアのように使われて「どうしてお金を払って、こき使われているんだ?」ということに気が付いて退会した、という人の話しもありました。
まとめ
今回は古田氏のオンラインサロンを覗いてみることで、ネットで良く耳にするオンラインサロンとはどんなものかを見てきました。
オンラインサロンへの入会を検討する場合は、サロンの主催者のサロンを運営する目的、意図、何をしたいかを良く調べて、入会するべきだということ、そして主催者の目的と自分の目指すことが一致したら、サロンから得られることも大きい可能性があるということです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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