シニア・サラリーマンの寅リスです。
老後に必要なお金が2,000万円だとか3,000万円などと騒がれておりますが、私がちょっと検索してみると、ネットではなんと5,000万円というところで、落ち着いている様子です。
シニアのサラリーマンが今からどうやって5,000万円も貯蓄するのか!!
途方もないことに思えてきますね。
今日は、田中佑輝氏の「58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書」という本を通じて、どのようにシニアのかたが老後に備えるべきかと田中氏が発言されているかを見ることにより、老後の備えを考えてみたいと思います。
老後の備えに重視することは何か
老後お金が必要となるケースとして「急な病気に備える」「どれだけお金が必要かわからない」「年金だけでは足りない」などとした漠然とした理由から、お金が必要と考えている、と田中氏は述べています。
貯蓄という意味のお金であれば、今からどれだけ貯めておけばいいのか分からないことだらけであることは間違えないのですが。
私は、とにかく貯蓄はあればあるに越したことはないのだけど、その理由は今一つ分からず、ただ老後に資金が不足するから貯めておこうといったところに皆落ち着いていると思います。
田中氏は、「お金が不安だからといって株式、投資信託、不動産投資資産運用にだけ目を向けるのは要注意。リスクを増やし、失敗する恐れがあるからである。」と言っています。
私もこの意見には賛成です。
田中氏は、老後の備えには
資産運用✕支出減✕節税✕制度の利用
この4つに対して、全てを重視できないといけないと言っています。
「本当にお金を増やせる人、お金を長生きさせられる人はこのすべてを重視している。」と、いうことのようです。
要するに、節約して、運用資金をねん出して、資産を運用するということのようです。
老後の備えのために知っておくこと
備えのために知っておくべきこととしていくつかを田中氏は挙げています。
老後の前に定年後の収入の激減がある
収入は、60歳を過ぎると激減します。
役職があり1,000万円だったのが嘱託として再雇用200万円から300万円程度になる。
こういったケースを挙げていますが、確かに60歳から年金がもらえる65歳までの間の収入減は、予想以上のものであると理解した方が良さそうです。
「現役時代の収入が多かった人ほどより生活に困難を覚える」と田中氏は感じているようです。
公的年金は思ったほどもらえない
田中氏は本の中で、厚生労働省の発表を挙げています。
「2018年度の年金額改定」の中で標準的な夫婦2人世帯、つまり夫の現役時代の月収42万8000円、妻専業主婦の老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせた額が月額22万1,277円、年額265万5,324円としている。
総務省の家計調査報告によると2017年の世帯主が60歳以上の高齢夫婦無職世帯の1か月の平均支出額は26万5,634円となっており、つまり、標準的な夫婦2世帯の年金金額を上回っている。
このあたりが「老後資金は3,000万円だの2,000万円必要である」と言われているゆえんであると思います。
一生懸命働き、決して無駄遣いをしたわけでないけれど、子供の教育費や家のローンなどに追われて、50代までに十分な貯蓄をすることができなかったという人がたくさんいるということですね。
現状を把握することで老後に備える
どんな現状を把握していったらいいのか見てみましょう。
家計・資産の現状を可視化する
田中氏は、「支払い保険」「貯金」「終身保険」「住宅ローン」にどれだけ使っているかの現状を正確に把握するように勧めています。
年金定期便を見る
どれだけの年金が貰えるのかは、年金定期便を見ればわかります。
これは、私も自分を知るうえで非常に重要だと思います。
年金定期便は自分の誕生日の月に日本年金機構から送られてきますので必ずチェックしましょう。
ところで、所得代替率というものがありますが、これは現役世代の平均手取り収入額に対する、給付開始時点の年金金額の割合のことを言います。
現役世代男性平均月収平均34万8,000円に対し、モデル世帯(夫が40年間働き、妻が専業主婦の世帯)の年金額は21万8,000円で、所得代替率は62.7%。
要するに公的年金は収入が低かった人ほど有利になっています。
私も知らなかったのですが、田中氏によると「この考えの基礎は「収入が多かった人は公的年金以外にも、貯蓄や個人年金保険などへの加入によって、より多く老後に備えることができるけれど、収入が少なかった人は、公的年金が老後の生活の基盤となるため、より手厚くしなくてはならない」という考え方が基本にあるためのようです。
60歳以降はフリーランスのほうがお得
田中氏によれば
「60歳以降、「会社員」として働き続けると、」老齢厚生年金の支給額が減ったり、場合によっては、厚生年金金額の支給が停止されたりする可能性がある」
給与の月額と、老齢厚生年金の支給額の月割りの合計のうち、この基準額を超えた分が、老齢厚生年金から減額される」
「どうしても年金を減らされたくない」とおもうなら、フィリーランスという立場で仕事を請け負うなど「会社に帰属せずに働く」という方法があります。
ということのようです。
ここで「シニアは起業するべきである」「起業にはアフィリエイトを」という私の持論に間違えが無いことを確信いたしました。
余計な支出を見つけ減らす
田中氏も「無理な節約は人から喜び、楽しみ、潤いを奪ってしまう。」と言っています。
確かに、「医療保険に入るなら「お守り感覚」で安価なものにする医療保険の保険料分を貯蓄に回して、自己負担上限額相当分を用意して、高額医療制度をうまく使えば、医療費についてあまり心配する必要がない。」といった意見もあると思います。
老後に備えた米国債による資産運用
ここまで来て田中氏はこの本のテーマと言うべき「資産運用を米国債で」と読者に勧めています。
米国債は「利付国債」と「割引国債」があるが、利付国債を選ぶように言っています。
「利付国債にして半年に1回払われる利息が収入に加わることで、60代の生活が大きく変わる」と言っています。
利点については
・ギャンブル性がほとんどゼロで、安全性が高い。
・長年にわたり、まとまった額の利息を受け取ることができる。
・利回りが高く、為替変動のリスクもかなりカバーできる。
としたうえで、1,000万円で米国債を買ったとして、20年後までにもらえる利息のトータルは600万円と試算しています。
これを多いとみるか、これだけ?と見るかですね。
まとめ
結局のところ、老後に備えるためにはお金が必要で、そのためには起業をしてお金を生み出すしくみを作る必要があるということが究極の解決策だということだと思いました。
米国債で安定した収入を得るようにする方法も一つであることに間違えは無いけれど、投資となると結局資金が多いほうが有利になることには変わりがありません。
だから、今の自分の知る限りでは、ブログアフィリエイトで起業して老後に備えることが、一番の備えであると思います。
私はこうして少しずつブログを書き続けて老後に備えます。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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